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薬膳ごはん yakuzen gohan

日々の生活に取り入れられる薬膳のレシピを紹介していきます。

牡蠣とブロッコリーのソテー 冬の薬膳③

 

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冬は”腎”に負担がかかる季節です。滋養強壮作用のある食材の多くは腎を補ってくれます。
魚介類の多くが腎を補うものですが、牡蠣もその一つ。
ミネラルも多く含みすぐれた栄養バランスの食材です。

 

冬に取りたい食材は免疫力を高めたり、強壮作用のあるものが多く、そのような食べ物は中医学的にいうと”腎”を補う食べ物が多いです。腎を補う食べ物は海産物に多く、冬場においしくなる牡蠣もその一つです。

冬の薬膳②では、冬の食養生として”腎”に帰経する食べ物が良い、と説明しましたが、この”腎”という臓器は単に腎臓だけを指すのではなく、私たちの生命活動の源をつかさどる機能も含んでいます。
たとえば、”腎”には生殖器の機能も含まれており、不妊治療やアンチエイジング効果を期待する場合は、適切に腎の働きをよくすることが必要になります。
また、老年性の足腰の痛み、認知症などもこの”腎”の機能が弱ってきたからと考えますので、症状の緩和や予防にも”腎”を補うことが必要です。

逆に、若くても特に冬に不養生な生活をしていると、”腎”が衰えてきます。特に腎は寒さを嫌いますので、冬場に下半身が冷える生活を送っていると、”腎”が弱ってしまいます。
寒い日に腰を痛めただけと思っていても、一時的ではありますが実際には”腎”が大変ダメージを受けた結果とみることができます。
頻繁に痛めてしまう方は、一度ライフスタイルを見直すとよいでしょう。

 

◆ 牡蠣(かき):免疫力を高める、肝機能を高める

**食材の解説**

カキは「海のミルク」ともいわれるほど、栄養豊富でバランスの取れた食材で、世界各国で強壮食品とされいます。

カキの身には、冬季に肌を滋養し美顔にする効果、血行を良くし生理痛・生理不順を改善する効果があります。また、カキの貝殻は”牡蛎(ぼれい)”と言われ、精神の安定、のぼせや寝汗の解消などに効果がある漢方薬です。

現代の栄養学では、鉄分や亜鉛などのミネラルが豊富で貧血や強壮作用が期待できます。また、グリコーゲン、タウリンが含まれており、肝機能の働きを助けます。
胃・十二指腸潰瘍、過汗症を回復する作用、免疫力向上、脳血栓の予防、肝機能向上に効果がみられるとの報告があります。

体をお温める効果が強いので、高血圧の方は身は食べないほうがよいでしょう。痔の症状を誘発するともいわれますので、痔の方も控えたほうがよいでしょう。

 

今回のレシピで使っているその他の食材

 ◆ ブロッコリー:からだを潤し、回復させる

 ◆ マッシュルーム:滋養強壮、生殖機能を保つ、肌を潤す

 ◆ にんにく:からだを温める、寒さからくるカゼを追い払う

 

 牡蠣とブロッコリーのソテー

<材料> (2〜3人前)

  • 牡蠣 ・・・・ 200g

  • ブロッコリー           ・・・・ 100g

  • マッシュルーム        ・・・・ 50g

  • にんにく         ・・・・ ひとかけ

  • 塩        ・・・・ 小さじ1/2

  • オリーブオイル          ・・・・ 大さじ1

<作り方>

  1. 牡蠣は塩や大根おろしで汚れを落としておく。ブロッコリーとマッシュルームは食べやすい大きさに切る。にんにくはみじん切りにする。

  2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが出てきたら牡蠣を焼く。牡蠣に火がとおったら、とりだす。

  3. 牡蠣を取り出したフライパンでブロッコリー、マッシュルームを炒める。火がとおったら牡蠣を戻し、塩を加える。

 

**** 過去の冬の薬膳レシピ **** 

yakuzen-gohan.hatenablog.com

 

 

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