薬膳ごはん yakuzen gohan

日々の生活に取り入れられる薬膳のレシピを紹介していきます。

さつま芋とりんごの白和え 秋の薬膳

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秋は肺、大腸、皮膚のトラブルが多い時期。お通じを良くしておくも秋の養生の一つです。
これからおいしくなるさつま芋もりんごも大腸の調子を整えてくれるもの。
身体を潤してくれる豆腐と白ごまも加えた白和えはこの時期におすすめのおかずです。

 

何かと忙しいとついつい身体のことはおざなりになりがちですが、できれば体調を崩す前に身体が発するサインに気がつけると早めの対処ができて大きな乱れを防ぐことがでいます。

 

身体のバランスをみる簡単な目安として、この4つが整っていればおおむね健康といえます。

 

  1. 食欲がある
  2. 心地よく眠れる
  3. 呼吸が楽にできる
  4. 大小便が快調である

 

もしどれかが乱れているようであれば、整えるよう心がけるだけでちょっとした不調は改善することもできます。

 

特に秋の季節は、呼吸器と大腸に不調が出やすくなります。

 

東洋医学では、秋に負担がかかる臓器が肺としていますが、同時に肺と関連する臓器である大腸や皮膚もトラブルが多くなる時期と考えます。

最近は腸内環境の乱れが肌荒れと関係することもよく知られるようになりましたが、東洋医学では昔からそのことを経験的に知っていたのでしょう。

小児の空咳が便秘と関係することもよくあり、便通が良くなると空咳も収まることがよくみられます。

 

実際、秋には皮膚の乾燥が出始めたり、便秘になる方も増えますので、お通じを良くすることは秋の養生で気をつけたいことの一つです。

 

便秘は悩む方も多い身近な不調の一つです。
東洋医学的に考えると便秘にはさまざまなタイプがあり、それぞれアプローチが異なりますので、詳しくは→こちら(便秘の薬膳)も参照してください。

 


f:id:yoshiko1260:20160828194658p:plain さつま芋とりんごの白和え

<食材のポイント>  

◆ 薩摩芋・甘藷(さつまいも・かんしょ)
  :胃腸を丈夫にして元気にする、便通を促す

**食材の解説**

薩摩芋は、江戸時代に中国より伝来し、薩摩で栽培されたことと言われており、関東では薩摩芋、九州では唐芋と呼ばれます。

その品種は世界で3000〜5000種もあり、日本でも紅あづま、なると金時、シルクスイート、安納芋、紫芋などさまざまな種類が流通しています。

 

東洋医学では、

  • 胃腸を丈夫にして元気をつける
  • 胃腸の働きを回復させ、唾液などの分泌を促進する
  • 便通を促す

など胃腸の働きを良くし元気にしてくれる食べ物とされています。

 

陰陽のバランスのとれたものですので、胃腸のあまり強くない方や高齢の方、お子さんにもよく、特に痩せて便秘の方におすすめです。

逆に、気の巡りが悪く便秘になるタイプの方は、食べ過ぎるとお腹が張ってしまうので控えめにした方がよいでしょう。

 

寒い季節に食べる石焼き芋は甘くておいしいものですが、これはさつま芋の糖化酵素によりいっそうおいしくなっています。
60度くらいでゆっくり加熱するとデンプンが酵素により分解され糖に変わるため、甘さが増し、さらに消化吸収を促進します。

また、さつま芋には女性ホルモンの排出を促すビタミンEや食物繊維、ビタミンC、ポリフェノールなどが含まれており、美肌効果や整腸作用などがあり女性にはうれしい食べ物です。

食物繊維もポリフェノールも皮に多く含まれ、さらにヤラピンという腸の蠕動運動を促進する物質も多く含まれていますので、皮ごと食べる方がよいでしょう。

 

一方、食欲を増す作用もあり、消化もよく栄養価も豊富なため、太りやすい食べ物とも言えますので、食べ過ぎには注意したいところです。

 

 

今回のレシピで使っているその他の食材

 ◆ りんご:肺を養う、熱をとる、便通を促す 

 ◆ 豆腐:内蔵を潤す、余分な熱をとる、老廃物を排出する  →詳しい食材の説明はこちら

 ◆ 白ごま:肺や腸、皮膚を潤す →詳しい食材の説明はこちら

 ◆ (白)味噌:身体の余分な熱をとる、解毒する、胃腸を養う →詳しい食材の説明はこちら

 

<材料>(2〜3人分)

  • さつま芋      ・・・・ 80g 

  • りんご       ・・・・ 1/4個

  • 白ごま       ・・・・ 少々

(あえ衣)

  • (木綿)豆腐     ・・・・ 1/3丁

  • 白練りごま      ・・・・ 大さじ2/3

  • (白)味噌      ・・・・ 小さじ1

  • 砂糖         ・・・・ 小さじ1/2

  • (薄口)しょうゆ   ・・・・ 小さじ1/2

  • 塩        ・・・・ 少々

※ りんご、さつま芋の甘みにより砂糖などは調整してください。

<作り方>

  1. 豆腐は水切りをしておく。さつま芋は蒸して小さめの乱切りにする。りんごも小さめの乱切りにする。

  2. あえ衣をフードプロセッサーまたはすり鉢で混ぜる。

  3. 1と2をあえ器に盛り、白ごまを添える。

 

 

**** 秋におすすめの薬膳レシピ ****            

 yakuzen-gohan.hatenablog.com

 

 

 

澁谷食品 芋けんぴ 430g

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ブログ薬膳ごはん 表参道にある源保堂鍼灸院の薬膳部が担当する薬膳・医食同源ブログ

表参道・青山・渋谷・原宿・外苑前エリアにある源保堂鍼灸院 伝統的なはりきゅう施術をしています

 

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