新玉ねぎともやしのレモンマリネ 春の薬膳
肝臓の解毒を助けてくれる緑豆もやしと、血液を綺麗にしてくれる玉ねぎ。
春の時期にどちらも取って欲しいものです。
簡単な常備菜レシピですので、瘀血になりやすい方にはよく食べて欲しい組合せです。
春の時期は肝に負担がかかりやすい時期です。
冬に溜めた余分なものを解毒したり、花粉などの外から入ってくるものを解毒したりと忙しい時期です。
肝を助けるには、解毒作用をサポートしてあげることが大切です。
花粉などのアレルギー症状があると、東洋医学では血液が濁ると考えます。
血液を綺麗にしてくれるのも肝の働きなので、花粉症の人は特に肝臓の解毒のサポートと血液を綺麗にしておくことが大切です。
緑豆もやしは解毒作用が強く、肝の解毒作用を助けてくれます。
玉ねぎは血液を綺麗にしてくれるので、血液が濁りやすい人は是非食べて欲しいものです。
逆に肝に負担をかけ、血液を濁りやすくしてしまうものが
アルコールと甘い乳製品
です。
甘い乳製品とは、ケーキやクッキー、菓子パン、アイスクリームなども含みます。
どちらも、やめられない!という方が多い筆頭のものですが、どんな花粉症対策よりもこの二つを控えてもらうことが、花粉症対策には効果があると感じます。
毎晩の晩酌をやめたら花粉症の薬が要らなくなった、という患者様が
「こんなに簡単に楽になるんだったら、絶対来年も継続します」
とおっしゃっていました。
食養生の成果と食習慣による影響というのは、やはり日々の積み重ねなのだな、と改めて認識した出来事でした。
新玉ねぎともやしのレモンマリネ
<食材のポイント>
◆ 緑豆もやし:解毒する
◆ 玉ねぎ:血液の流れをよくする、痰を取り除く
◆ 酢:血液の流れをよくする、解毒する
<材料>
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緑豆もやし ・・・・ 1袋
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新玉ねぎ(中) ・・・・ 1個
(マリネ液)
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レモン汁 ・・・・ 大さじ3
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酢(白ワインビネガー) ・・・・ 大さじ3
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塩 ・・・・ 小さじ1
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はちみつ ・・・・ 大さじ1
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オリーブオイル ・・・・ 大さじ1
<作り方>
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マリネ液を混ぜておく。
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玉ねぎを薄く千切りする。もやしはさっと茹で、しっかり水を切る。
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1と2を混ぜ、2〜3時間ほど置く。
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