薬膳ごはん yakuzen gohan

日々の生活に取り入れられる薬膳のレシピを紹介していきます。

2016-01-01から1年間の記事一覧

長芋と大根のポン酢漬 冬の薬膳⑧

年末年始は御馳走や甘いものが多く胃腸に負担がかかりがち。お食事の量を調整することも必要ですが、消化を促進し調子を整えてくれるものを摂るのも一つです。ポン酢で漬けておくだけで箸休めにも使えるので、ちょっと余ったときに常備しておくのもよいです…

ほうれん草のごまくるみあえ 冬の薬膳⑦

冬は身体のベースを作る季節で、腎を補ってくれる食材を積極的に摂るとよいです。オススメなのが黒ごまやくるみなど手軽に取り入れられる食材。和え物だけでなく、彩りにふりかけたり、間食で取り入れたりしてみてください。 東洋医学で冬に大切にしたい臓器…

山芋ときのこの味噌チーズ焼き 秋の薬膳⑧

季節の変わり目を土用といいますが、土用は胃腸や粘膜などが弱りやすい時期です。この時期にとりたいものの一つが発酵食品です。チーズと味噌をいれて焼くだけなので、あと一品という時も役立つレシピです。 夏の土用にうなぎを食べる、という習慣は広くひろ…

蓮根ときのこのきんぴら 秋の薬膳⑦

今年の秋は雨が多く、乾燥ではなく湿気が多い季節でした。からだの余分な湿気を取り除くには、唐辛子など辛いものがオススメです。秋の食材と組み合わせて、肺の気を強くして秋の後半を心地よく過ごしましょう。 秋の季節の特徴は乾燥ですが、今年は曇りや雨…

豆腐ステーキ 秋の薬膳⑥

秋から冬は乾燥しやすい季節。本格的な秋になれば空気も乾燥し、のどや肌が荒れやすくなります。白い食材や粘膜を強くする食材をよくとることで乾燥対策をしっかりしておくことが大切です。はちみつは、肺や肌を潤し、殺菌力も高いので乾燥しやすい秋にオス…

大根とレンコンのツナサラダ <秋の薬膳>

暑さが残っていても暦の上では秋になったら、秋のカラダ作りをしていくことが大切です。夏の暑さで乾いたカラダにしっかりと潤いを与えるのに、白い食材を積極的に取り入れましょう。カラダを潤すだけでなく、胃腸を整えるのにも使えるレシピです。 8月後半…

イワシとズッキーニのオーブン焼き <夏の薬膳>

夏は暑さや汗をかくことで血流や心臓に負担がかかりがちです。からだの水分だけでなく、血液中の水分も少なくなり血液も流れが悪くなります。血液をサラサラにして夏の疲れを予防しましょう。 暑さが本格的になると、からだも暑さに慣れてきます。一方で、暑…

じゃがいもカレーおやき 夏の薬膳

湿度が高くなってきたり、クーラーの中にいることが多かったりすると汗をうまくかけず余分な水分が出しにくくなります。そんな時は香辛料を使って気血の流れを良くすることも有効です。カレー粉は胃腸の働きをよくしたり発汗作用を促したりと夏に活用したい…

ワカメと梅干しのスープ 夏の薬膳⑧

梅雨に入ると湿度も高く、からだもむくみがちになります。夏の養生のポイントの一つとして、からだの水分代謝をよくすることがあげられます。むくみ対策だけでなく、暑さが本番を迎える時期の熱中症予防にも今から水分代謝をよくしておくことが重要です。 夏…

アスパラとトマトのケチャップライス 夏の薬膳⑦

ゴールデンウィーク前後より夏を思わせる天気が多くなります。暦の上でも立夏を迎え、からだも夏に向けた準備を始める頃です。水分代謝を調整し、日差しに負けないからだをしっかり作ることで夏バテや熱中症を予防しましょう。 暦の上では、5月5日頃の立夏…

春の野菜餃子 春の薬膳⑧

あたたかい日が多くなってくる4月は春の最後の時期です。肝臓の疲れも溜まってくるころで、皮膚のかゆみや胃腸の不調がでる人もいます。春の養生をしっかりおこなって、体調を万全にして新年度をスタートさせてください。 春分を過ぎれば本格的な春が到来し…

青菜のおひたし 春の薬膳⑦

気候もよく行楽に出かけたくなるのが春、という人より、春は花粉症でツラいと悩む人の方が多くなってきたかもしれません。花粉症の症状はよくならないもの、と思っている方もいるかもしれませんが、しっかりと養生をすればかなり改善されることもあります。…

鶏肉のマーマレード煮 春の薬膳⑥

少しずつ暖かくなってきたのに、何だか疲れやすい、という方もいるかもしれません。自然界だけでなく、からだも活発に動き出すのが春ですが、そのエネルギーを補うことも大切です。元気を補う鶏肉と気の巡りをよくする柑橘類で、疲れをとって元気を取り戻す…

あさりとセリのお味噌汁 春の薬膳⑤

春は進学や異動、転居など何かとストレスが多い時期です。さらに花粉症、飲み会、花見など肝臓もフル稼働…春の臓器である”肝”はストレスやお酒に弱い臓器なので、”肝”をいたわった養生が大切です。春の食材を使った薬膳を取り入れて、気持ちよい春を迎えられ…

黒米と生姜のごはん 冬の薬膳⑥

1月から2月にかけて最も寒い時期となり、からだも冬の養生をしっかりすることが大切です。冬は黒い食材をとるとよいと言います。その代表的なものの一つが黒米です。生姜で冷えもしっかりとることができます。 中医学では、五行という考え方があり、臓器の…

鶏肉の八角入り甘煮 冬の薬膳⑤

暖冬といっても寒さはからだを消耗します。熱々のお鍋はちょっと、という場合でもからだをあたためる食材をこの時期しっかり摂っておくことが大切です。食べたときのボリュームもあり、おかずにもお弁当にもオススメです。 冬は”腎”という臓器の負担が大きい…

玉ねぎとアンチョビのドレッシング 冬の薬膳④

冬は寒さからも血液の流れが滞りがちです。玉ねぎや背の青い魚は血液をサラサラにし、流れをスムーズにしてくれる食材です。ドレッシングにすることで毎日の食事に取り込みやすくなります。また、疲れたときにもオススメの組み合わせで、蒸し野菜や鶏肉など…

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